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しろ先生の「カメラ、はじめてもいいですか?1」を読んでみた

はじめに

今回、ヤマノススメで有名なしろ先生が新たに出した「カメラ、はじめてもいいですか?1」を買って読んでみた感想などをレビューしていきたいと思います。
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この本を手に取った理由

この本を手に取った理由は、私自身が写真を撮るのが好きで、この表紙に写っている主人公の子(ミトちゃん)と同じカメラを持っていたっていう理由です笑 しろ先生も仰っていますが、カメラというものを題材としたマンガはニッチなジャンルで、私自身そんなに見たことがなかったので新鮮だったっていうのもあります。
ミトちゃんがもっているのがFUJIFILM X-T20っていう富士フイルムのモデルの機種で、私のもっている↓のやつと同じです!
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しかも使っているレンズもXF35mmF2 R WRで同じのを使っていたっていうのも衝撃でした笑
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はじめてカメラを買うときはレンズキットとかを買う方も多いと思いますが、レンズキットはズームレンズなので、この作中で出てくるものとは違います。私はコンパクトなレンズが欲しかったり、パっと撮れるほうが瞬間を逃さないかなって思って単焦点レンズを別に買ったんですよね。その中でも私がこのレンズを選んだ理由は、人間の視野角にもっとも近いと言われている、いわゆる標準の画角が50mmと言われており、このレンズは換算53mmなので自然な写真が撮れるかなって思って選んだのですが、まさか同じものだとは…。
この作品の表紙を見て、もしかしてレンズとかを選ぶ感覚も似てるかも!って思って、そこも含めてこれはぜひ読まねば…!って思い買いました笑

ストーリー

ストーリーとしては、自分に自身がない本作の主人公のミトちゃんが、アパートのお隣さんのチサトちゃんに撮影モデルを頼まれて、今まで色々な事を逃げてきたミトちゃんが一歩踏み出せるきっかけにならないかと思って、承諾(?)してついていってみると、素晴らしい景色が広がっており、それに圧倒されたチサトちゃんも写真をはじめたいって思い、実際にはじめていくって感じです。

読んでみた感想

作中の「すごい写真が撮れそう」とか、「何撮っても素敵に映る!」は私自身がカメラを初めて触った頃と同じ感想で、懐かしい気持ちになりました!私自身が初めて撮った写真はベランダにあったプランターに咲いていたアフリカホウセンカっていう花を撮ったものが↓なのですが、これを思い出しました!
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一巻なので登場するキャラクターの紹介がベースになっているのですが、どのキャラクターも個性的でかわいいです。ヤマノススメのような、かわいいキャラクターのふんわりしたストーリーが好きな方はきっと好きになれる作品だと思います!アウトドア系っていうこともあり、ちょくちょくオススメの写真スポットなどの紹介もあって、今度こういうとこ行ってみたいなーって思えるものもたくさん見つけられると思います!

あとはカメラの紹介はけっこうガチだと思います笑 富士フイルムニコンイメージングジャパン、リコーイメージングの方に実際にインタビューしたそうで、私が使っているものでもあるXT-20だけでなく、Pentax kp、RICOH GRiii、Nikon Z50などのカメラの紹介も詳細にあってそこだけでも読みごたえがあります!私は機種とかについてはそこまで詳しくもないので勉強になりました笑

カメラを始めたい方にもオススメ

私が富士フイルムを選んだ理由は、クラシカルなデザインが好きだったっていうのと、ビックカメラ触った感じが一番好きだったからです。作中では"見た目"とか"しっくり感"で選ぶのがいいって書いてあり、そこにすごく共感しました。どんなに性能がよくても持ち運ばなきゃ意味ないですし、結局は好きなデザインで、常に持ち運びたい!って思えるものが一番だと思います。
カメラに初めて触れる人も、こういったカメラってどういうのがいいかなってミトちゃんと同じ気持ちになりながら色々知ることができるので、カメラを始めたい方にもすごくいい一冊だと思います!

おわりに

はじめて本のレビューの記事を書いたのですが、この本の良さが伝えられたか不安ですが、カメラが好きだったり始めてみようかなって思ってる方には本当にオススメの一冊です!ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?