【ドイツ・ベルリン】シャルロッテンブルク宮殿に行ってみた
はじめに
ドイツ、ベルリンに行った話の、シャルロッテンブルク宮殿に行ってみたお話です。今までとは違いここに行ったときは十分時間を取れたので、中まで散策し、ゆっくり観光しました!
シャルロッテンブルク宮殿(Schloss Charlottenburg)とは
ベルリンの中心部に建てられた華麗な宮殿で、プロイセン王・フリードリヒ1世が18世紀に妃ゾフィー・シャルロッテのために、夏の離宮として建てられた宮殿です。宮殿だけでなく、ベルベデーレ、新パビリオン、霊廟なども建ち並んでおり、広大な庭園は一度は見ておきたいドイツ、ベルリンを代表する観光スポットです。シャルロッテンブルク宮殿へ
Uバーン(地下鉄)のSophie-Charlotte-Platz駅から↓のような道を歩いて約15分歩いたところにあります。ゾフィー・シャルロッテのプラッツ(広場)っていう駅なので、降りるときもわかりやすいですね。
バスで宮殿の目の前までいく路線もありますが、駅から宮殿までのSchloßstraße(シュロス)通りは、ヨーロッパの美しい街並みを見ながらいけるので、宮殿まで歩いていくのもオススメです♪
宮殿入口
近くまでくると、クリーム色の大きい宮殿が見えてきます。ゾフィー・シャルロッテは女性であることもあり、塗装はやわらかいクリーム色がベースで、全体的に曲線の美しいシルエットが特徴の宮殿です。
園内は非常に広く、大きな庭園があることも見どころのひとつですね。
チケットは全館周れるCharlottenburg+を買いました。価格は17€(学生は13€)です。学割は日本語の学生証でも問題なかったです。館内で写真撮影を行うには、さらに写真撮影料(カメラチケット)(3€)支払って、以下の写真の一番下にある赤いリストバンドを買います。これを買わないで写真撮影すると、おこられている人をみかけたので、写真撮影するなら絶対に買いましょう。
入口付近でオーディオガイドも無料で借りれます。なんと日本語に対応していました!ありがたい…。
宮殿本棟
館内入れると、そこは西洋の宮殿らしく、豪華絢爛な内装に圧倒されました。日本語解説を聞きながら周れるので、より理解を深めることが出来ます。シャルロッテンブルク宮殿で特に有名な陶磁器の間(Porzellankabinett)では、中国や日本の陶磁器が壁面にぎっしりと飾られていて、圧巻でした。
数学でお世話になった"ライプニッツの公式"で有名なライプニッツさんがこんなところに…。ゾフィー・シャルロッテさんに勉強を教えていたそうで、ベルリンで科学アカデミーの創設などにも参加した人らしく、公式だけの人だと思っていた印象がガラリと変わりましたね笑
宮殿の丁度真ん中あたりからは、庭園が見渡せます。庭園の綺麗な模様も一望できます。
新翼
宮殿東部からは新翼という部分に入れます。
本棟の隣に建つ新翼はロココ調で、本棟よりもずっとシンプルなすっきりとした印象を受けます。
ここで最も有名なところが、ロココの可憐な装飾が印象的な「ゴールデンギャラリー」です。フリードリヒ大王の時代に造られた最も重要なロココのインテリアのひとつです。
庭園
宮殿をぐるりと回って、入口と反対方向までくると大きく広がる庭園が見えてきます。宮殿の上から見える綺麗な模様の近くのすぐそばを歩いてみると、綺麗な花々を楽しむことが出来ます。
庭園から見た宮殿
噴水と宮殿
庭園自体は広大で、宮殿の周辺にはこういった林が続いており、一周するだけでもけっこうな時間がかかります。この宮殿をすべて周るつもりなら、半日以上は必要ですね。私も午前中に入ったのですが、全部周り終わったのは2時を過ぎていた気がします。